150年ぶり!1月31日の皆既月食は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」でした!

昨日は3年ぶりの皆既月食でしたね!
皆さん見られましたか?

静岡県西部は日没ごろまで薄曇りだったのが、欠け始め~完全に欠けるまではスッキリ晴れてキレイに見ることができました♪

今回は152年ぶりといわれる「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と世紀の大イベントですので、撮った写真を紹介します




皆既月食の写真

望遠レンズが無いのでガッツリとトリミングしています

撮影機材は、以下です
トリミングは6000×4000を1080×1080まで拡大しているので、約472mm相当です
大きく写すにはフルサイズ換算で1000mm以上は欲しいですね

 ・カメラ : SONY α6300 (APS-Cセンサー)
 ・レンズ : SONY SEL85F18 (フルサイズ換算 127.5mm)

望遠レンズが欲しくなりますね~(笑)



「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」って何のこと?

150年ぶりの「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」だ、なんて言われていますが、どういう意味でしょうか?

これは月の3つの状態を表しています

①スーパームーンとは、月の楕円軌道が地球に最も接近して通常よりも大きく見える状態のことです
但し、厳密には年間を通しての最接近した状態らしいのですが、定義が曖昧で、通常よりも大きい月を全て “スーパームーン” と呼んだりしているそうです

②ブルームーンとは、1ヶ月 (暦月;1月なら1月1日~31日まで) の間に満月が2回あり、その2回目を指します
なので、月自体が青いわけではないです(笑)

語源は諸説あり、”Double Moon” がなまって “Blue Moon” だったり、なかなか見れないので “ごくまれに” という意味の英語の熟語 “Once in Blue Moon” からきているというという説があります

※熟語の “Blue Moon” は、空気中のチリなどで青っぽく見えた場合の本当の意味での “青い月” のことです

③ブラッドムーンとは、皆既月食で月が完全に地球の裏側に隠れた時に見える赤い月のことです

赤く見えるのは、地球の大気で拡散した赤色だけが僅かに月まで到達する為に赤くなります
夕陽が赤いのと同じ原理です

※夕陽のように太陽光が大気中を通る距離が長いと青色は拡散され切ってしまい、波長の長い赤色だけが大気を透過してくるので赤く見えます

今回の皆既月食ではこれら①~③が運よく重なったというわけです!
これが152年ぶりといわれる大イベントだったわけです



次の皆既月食はいつ?

近いところからいくと、なんと今年の7月にもう皆既月食が見られます!

今回は3年ぶりでしたが、次は暖かい時期に見れますね♪

<直近の皆既月食>
 ・2018年07月28日
 ・2021年05月26日
 ・2022年11月08日

国立天文台のHPに一覧があるので、ぜひ参考にしてみて下さい



タイムラプス動画

タイムラプスも作ったので載せておきます
もっとたくさん撮っておけばよかったと後悔しています(笑)

撮影間隔は30秒です
約30fpsなのでおよそ900倍速です


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)