今回は突然ですが、「タルト・タタン」というケーキを作ってみたいと思います。
「タルト・タタン」は史上最高の失敗作とも呼ばれるケーキです。
リンゴをバターと砂糖で炒めて型の中で生地と焼いたものというシンプルなものです。
そろそろホワイトデーということなので、お返しに作ってみると喜ばれるかもしれませんね。
では、まずは準備編ということで材料などをまとめていきます。
(2019.04.02追記) CM で「バナナ・タタン」というものをやっていて美味しそうなので作ってみたいですね~。
どなたか作られた方が居たら感想を教えて下さい(笑)
↓調理編はこちら↓
↓完成編はこちら↓
↓はタルト・タタン作りで使うリンゴ達です。サンふじと王林です。
撮影中は部屋がとても良いリンゴの香りで満たされました。このまま齧りたい(笑)
タルト・タタンってどんなケーキ?
タルト・タタンはリンゴとバター・砂糖、パイ生地というシンプルな素材でできています。
作り方によってはココナッツオイルを使ったりする方もいるようです。
ちなみにWikipediaでは、以下のように説明されています。
なぜ史上最高の失敗作と呼ばれているかというと、タルト・タタンが最初に作られた時はリンゴタルトのリンゴを間違えて焦がしてしまって (焦がす直前まで炒めてしまって) できたと言われているからです。
これが食べてみたらとても美味しく、そのまま進化して現代の形になったようです。
もとはリンゴタルトを作るつもりだったんですね~。材料を見ればなるほどと思います。
どんなケーキかは、Youtubeにメチャメチャオシャレな動画を投稿されている “Peaceful Cuisine” チャンネルさんの動画を参考にして下さい。
材料と調理器具
まずは、レシピを確認してみましょう。
できるだけシンプルに、簡単に入手出来て余った材料が今後も使えるように一般的なものとします。
<材料>
・リンゴ … 4~5個 (皮と種を除いて1kg程度)
・無塩バター … 30g (リンゴの実の3%程度)
・砂糖 … 100g (リンゴの実の10%程度)
・冷凍パイシート … 適量 (今回は手抜きします)
リンゴにはジャムやアップルパイに最適な “紅玉” が良いそうです。
紅玉は適度な酸味があってさっぱりとした仕上がりになり、煮崩れも起こしにくいです。
紅玉が入手できない場合は、レモン果汁などで酸味を足すとさわやかに仕上がります。
また、煮崩れしないように炒める時に注意が必要ですね。
<調理器具>
・フライパン or ナベ
・ケーキ型 (丸でも四角でもOkだと思います)
特殊な調理器具が必要ないのも嬉しいポイントです。
フライパンやナベはリンゴを炒める際に使うので大きめの方が良いです。
(タルト・タタンは大量のリンゴを使います)
ケーキ型はリンゴをキレイに並べて焼くので小さすぎなければ良いと思います。
厚みがあった方が豪華に見えそうなのでちょっと小さくて深い型がおススメです。
(私は角型のケーキ型を使いたいと思います)
作り方
それでは、作り方です。
キャラメリゼを作ってからリンゴを絡めるように炒める方法と、リンゴをバターと砂糖で軽く炒めてケーキ型の中でキャラメリゼにする方法があります。
前者の方が早く作れそうですが、今回は後者で作ってみます。
(あまり作っている方がいなかったので、そっちの方がおもしろそうです)
<作り方> ※先にキャラメリゼを作る方法は沢山情報があるので調べてみて下さい
①リンゴの皮を剥き、種を除いて4等分にする
②無塩バターでリンゴを炒める
③軽く炒まったら、砂糖を加えてリンゴの角が若干透明になるまで炒める
④ケーキ型にバターを塗って、リンゴをキレイに並べる
⑤焦げないようにアルミホイルを被せてオーブン (180~200℃) で1時間ほど焼く
⑥様子を見ながらキャラメリゼになるまで焼きを繰り返す
⑦煮崩れしそうな場合はリンゴから出た水分を別のナベで煮詰めて、キャラメリゼにする
⑧煮詰めたキャラメリゼをケーキ型に戻して最終的な焼き加減を調整し、冷蔵庫で冷やし固める
⑨冷凍パイシートを型の大きさに切って焼き、表面に砂糖水を塗っておく
⑩型から外したリンゴをパイシートに載せて完成
ここでケーキ型にキレイに並べた方が仕上がりの見た目が良くなります。
また、オーブンが無い場合はトースターでも500~750W程度で200℃くらいになります。
温度調整できない (できるものもあります) ので、加減しながら調節して下さい。
パイ生地はリンゴの上に直接乗せて焼いても良いのですが、凸凹になりやすいので別焼きとします。
気にならない方は乗せて焼いても良いです。
準備編まとめ
以上、タルト・タタンの作り方、準備編でした。
次の記事では実際に作っていく工程を紹介します。
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