2018年12月3日(月)/ 2018年12月4日(火)/ レンズ, 写真

どうもこんにちは。12月になりましたが、今週は暖かそうですね。
明日は紅葉を見に小國神社へ行きたかったのですがあいにくの雨で現地レポートはできそうにありません。

Sigma さんのコスパ最強シリーズ “Contemporary” ラインの新レンズである「56mm F1.4 DC DN」を先日購入しました。
予約はしていましたが、発売日から1週間ほど遅れて入手となりました。
今回はそんな新しいレンズの購入直後の性能確認レビューということでまとめたいと思います。

簡単なレビューは速攻レビューという形で記事を書いています。こちらも参考まで。


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解像度

Sigma レンズといえば解像度に命を懸けていると思っていますので、まず解像度から見ていきます。

以下、1枚目が全体像で2枚目が中央付近の、3枚目が左下付近の拡大画像です。

f/1.4

中央付近に関しては多少は像がぼやけていますが、f/1.4 でこの解像力とは驚きです。
ここまで解像するのであれば、解像させる為に絞る必要はありません。被写界深度の調整でのみ絞りを考えれば良いですね。

但し、四隅にごく近い範囲の解像度は高くないので注意が必要です。

f/2.0

中央は開放から1段絞れば直ぐに完全に解像させてくれます。
四隅付近も改善されますが、まだ甘さが残ります。

f/2.8

f/2.8 はブレてしまっていたので、撮影しなおしたら掲載します。

f/4.0

f/4.0 も微ブレしています。。。こちらも取り直したら再掲載します。
ここまで絞ればどこでも良く解像します。四隅も問題ないと思います。

f/5.6

f/5.6 で画面全域の解像度のピークのように見えますね。
中央はもちろん四隅も良く解像しています。

f/8.0

f8.0 も f/5.6 に引き続き良い描写です。
f/5.6 ~ f/8.0 では画面のどこでも完璧に解像するといって良いと思います。

f/11

参考までに f/11 です。
ここまで絞るとレンズ設計の良し悪しではなく、回折現象の影響が出始めるので緩やかに解像度が下がっていきます。
全域で良い描写ですが、わずかに滲み始めています。

光芒

夜景などを撮影する時に光芒の美しさが気になります。

このレンズはキレイな滑らかなボケを持っていますが、光芒はどの程度絞れば出るのか確認しました。
その結果、およそ f/5.6 程度からキレイな光芒が伸びることが分かりました。

f/1.4~f/4.0

円形絞りを採用しており f/4.0 程度までは光芒が殆ど出てきません。
夜景撮影で光芒を出したい場合は、ある程度絞ってやる必要がありそうです。

明るい点光源が用意できず、荒い画像で申し訳ないです。。。

f/5.6~f/11

f/11 の光芒が非常に美しいです。
ぜひ f/11 まで絞ってお使い下さい(笑)

こちらも明るい点光源が用意できず、荒い画像ですみません。。。

玉ボケ

フルサイズ換算84mmともなればポートレート撮影で使われる方も多いでしょう。

そうなると、玉ボケの形が気になるところですよね。
(勝手に) 対抗だと思っている Fujifile Fujinon XF56mmF1.2 R は意外に口径食が小さいレンズでした。
XF56mmF1.2 R のサンプル写真 → http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujinon_lens_xf56mmf12_r/sample_images/img/index/ff_xf56mmf12_r_009.JPG

また、玉ボケに年輪がでないか (玉葱ボケ) も気になっていた点です。
このレンズは非球面レンズを採用しているので年輪が出やすい構成です。
※非球面レンズは研磨が難しいので、非球面の形状に削った切削痕が残りやすい為

f/1.4

素晴らしいの一言に尽きます。

さすがにこのコンパクトさですから多少の口径食は仕方ありません。
それでもこれだけ口径食が小さいのは凄いことだと思います。

速攻レビューでも書きましたが、開放だと若干のぐるぐるボケに感じられますので気になる方は少し絞ってみて下さい。
(3枚目に添付していますが、私なら全然許容範囲です)

年輪ボケは殆ど感じられません。APD フィルターのレンズと比べれば劣りますが、かなりキレイな玉ボケです。
※ゴミみたいなものはセンサー面に傷があるのでそれの写り込みです。レンズ起因ではありません。

f/2.0

1段絞ると殆ど全域でキレイな丸になります。
四隅付近で僅かに欠ける程度です。

やはり絞っても年輪が出てくることはありません。

マイクロフォーサーズ規格なら完全に解消されると思います。

f/2.8

f/2.8では全域でキレイな丸ボケが得られます。
大きさを除けば、年輪もなく一番キレイです。

但し、良く見ると形に角が表れ始めますので、注意して下さい。

f/4.0~f/8.0

f/4.0 以降は角が目立ってきます。光芒が f/5.6 以上でキレイに伸びることと合致してますね。

逆光耐性

既に速攻レビューでも書いていますが、ページが分かれると面倒なのでこちらにも転載します。

——– 以下、速攻レビューから引用 ———

速攻レビューからの引用 > 逆光耐性はかなり良好

最近の Sigma レンズは逆光耐性が非常に良いので期待していました。
もちろんこのレンズも例に漏れず大変良い逆光耐性です。

“30mm F1.4 DC DN | Contemporary” は少し逆光でコントラストが低下したりと微妙でしたが、完ぺきに抑え込まれています。

f/1.4 1/3,200s ISO100

太陽を真正面に入れても太陽の極近く以外にフレアもゴーストも発生しません。
解像力やコントラストの低下も特に見られません。凄すぎ…。

f/1.4 1/3,200s ISO100

太陽を画面上でどこに配置しても問題ありません。
(太陽の直近には若干でますが)

f/2.8 1/800s ISO100

f/2.8 まで絞っても開放と同じですね。
f/5.6 くらいまでは同じ傾向です。

f/2.8 1/800s ISO100

中央部以外に居ても同じです。

f/8.0 1/100s ISO100

f/8.0 まで絞ると若干太陽周辺のコントラストが下がるように感じます。
それでも中央に光源がある場合は問題にはならないでしょう。

f/8.0 1/100s ISO100

画面の端から1/3の位置に強い光源があると点対称の位置にゴーストが現れました。
ちょっと目障りな感じの出方なので気を付けたいですね。

f/8.0 1/100s ISO100

ただ、1/3を少し外すと直ぐに消えるので構図的にズラせられればゴーストを消してしまうと良いと思います。

レンズフードは付けると吉

速攻レビューの後に気が付いたのですが、レンズフードがない状態だとゴーストが発生しました。
ぼんやりと表れるので見逃さなくて良かったです。

1枚目がレンズフードなしで、ぼんやりと帯状にゴーストが発生。
2枚目は同じ向きでレンズフードだけ付けた場合。完全に解消されています。

光源とレンズの向いている方向の角度が45度程度で発生しました。
逆光気味の昼過ぎ~夕方に屋外で撮影したらほぼ発生しそうですね。

接写性能

こちらも速攻レビューから引用します。

——– 以下、速攻レビューから引用 ———

速攻レビューからの引用 > 接写性能は想定以上に高い

ちょっと懸念していた接写性能はどうでしょうか?
スペック上は最短撮影距離が50cmと使い勝手が良いとはいえません。

f/1.4 1/100s ISO800

まずは、被写体となる花の全体像です。

f/1.4 1/100s ISO800

黄色の花が直径5cmほどでしょうか。
思った以上に寄れるレンズだな、と思いました。

f/1.4 1/100s ISO800

小さな花も十分に撮れます。

最短撮影距離は被写体とこのくらいの距離間隔です。
レンズ端からだと15.6インチのノートパソコンの幅弱くらいなので約35cmです。

但し、これには注意点があります。
MF (マニュアルフォーカス) で最短に合わせた場合に限ります。

AF だと60cm程度から迷うことが多くなりました。
(室内で暗かったからかもしれませんが)

なので、スペックにある最短=50cmというのは AF が効く範囲ということになりそうです。
MF でピントリングを回せば “0.4m” という表示が出てきます。

接写性能の比較

実際どのくらいなのか、最大倍率での像の大きさを他のレンズと比べました。
対象は以下の4レンズです。

  • Sigma 30mm F1.4 DC DN | Contemporary
  • Sigma 56mm F1.4 DC DN | Contemporary
  • Sigma 60mm F2.8 DN | Art
  • SONY SEL85F18 (FE 85mm F1.8)

上から順に上記リストの順番です。

全然寄れないレンズかと思っていましたが、30mm Contemporary と同じくらいまでは寄れるようです。

フルサイズ用の SEL85F18 は全然寄れませんね。正直このくらいだと思ってました(笑)
スペック上は SEL85F18 と 60mm Art の間くらいです。

歪曲

Contemporary ラインのレンズは歪曲をデジタル補正に頼ることでコンパクトさとコスト、画質を全て成り立たせています。
“30mm F1.4 DC DN | Contemporary” の時もかなり大きな歪曲でしたので 56mm はどうなっているか興味があります。

というわけでさっそく結果を確認します。
1枚目が補正なし。2枚目が自動補正ありです。

ちょっと驚いてしまうくらいの糸巻き型の歪曲です。

画面の端に来るものまで写したい場合は注意が必要かもしれません。
補正前後で見比べると四隅固定で内側を引き延ばしているように補正しています。

ちなみにですが、スチル (静止画) 撮影時に背面液晶やファインダーで見ている時は補正されません。
動画モードでは補正された映像が出てきます。できるならスチルでもやってよ。。。

下の写真がスチル (1枚目) と動画 (2枚目) です。

外観詳細

レンズが綺麗なうちに外観を色々な角度から撮影しましたので、どんなレンズか気になる方はご覧下さい。

まとめ

以上、「Sigma 56mm F1.4 D DN | Cntemporary」の性能確認実験でした。

小さく軽いですし、子供や女性の肌がキレイに出るので持っていて絶対にお得なレンズです。
もし、ご購入を検討されているのでしたらすぐにでも買った方が良いですよ!


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