エクストレイル NT31 のバッテリサイズを大きくする【DIY】

自動車のメンテナンスで簡単に自分でできることのひとつにバッテリの交換があります。

今回はせっかく交換するのでサイズアップさせて始動性を良くしようと思います。
NT31 型のエクストレイルは、寒冷地仕様であれば大きな D23 サイズのバッテリですが、通常は B24 という小さなバッテリが採用されています。

必要なもの

まずは必要なものを揃えておきましょう。基本的な工具と規格が変わる部分の部品だけです。

工具

工具は、以下を使います。カッターやドリルは場合によっては使わなかったり他のものを使うかもしれません。

  • 10mm の深穴用六角ソケット
  • プラスドライバー、マイナスドライバー
  • ニッパー
  • カッター (電工ナイフなど、被膜が剥ければなんでもいいです)
  • ステップドリル (今回使うソケットの場合です)

10mm ソケットは、バッテリフレームのナットを締めたり緩めるときに深いものが必要になります。
フレームを止めている長いボルトにナットが貫通して抑えているのでナットからボルトが大きく飛び出します。

なければ手で回して、最後だけニッパなどで締めこんでも大丈夫です。

部品

  • D 端子用プラス側ターミナル
  • D 端子用マイナス側ターミナル
  • バッテリトレイ (日産品番:24428-56L00)
  • バッテリフレーム (日産品番:24420-4M800)

NT31 の寒冷地仕様以外では B24 というサイズのバッテリになっているので端子形状も D23 などに比べて細いです。そのため、D 端子用のターミナルが必要になります。このターミナルはプラスとマイナスでサイズが違うので注意してください。

私はうっかりプラス用を2個買ってしまったので皆さんは間違えないようにしてください!
片方がねじ止めタイプ、もう一方がカシメタイプが欲しくてバラで買ったら間違えました……。(カシメ側はマイナス用が正しい)

バラで売っていないかもしれないので、その場合はセット品を買うと間違いないです。

単品での販売で、D 端子のマイナス用が売っていないので、セット品とプラス側だけボルト止めを買った感じです。

バッテリトレイは、日産純正の汎用品があるのでそちらをモノタロウで買いました。数百円と安いです。
(日産品番:24428-56L00)

トレイが滑らないようにする出っ張りがあります。

XQ-BQ42, 10.22mm, f/2.3, 1/320sec, ISO50
上の小さい方が B24 などのトレイ、下の大きくてきれいなのが D23 ~ D26 のトレイ

D23 で使えるサイズですが、少し余裕があります。寸法を測ると幅が 265mm ほどあり D26 にも適合しそうです。
次にバッテリを換えるときは、せっかくなので D26 にしようと思います。

バッテリフレームも日産純正品です。こちらも数百円で手に入ります。
(日産品番:24420-4M800)

フレームは大きさが可変できる汎用タイプもあるので、そういったものを買ってもいいと思います。

個人的には純正部品が安く手に入るので、純正部品をおすすめします。もしくはエーモンなどの D サイズ用を買うのも手です。

取り付け

では車に取り付けていきましょう。

バッテリを外す

写真がなくて申し訳ないのですが、まずは、バッテリから端子を外しておきます。
この時に 10mm の短い六角ソケットとラチェットがあると楽です。

マイナスから外しましょう、とよく言われますが配線をいじるわけではないのでどっちでもいいです。
バッテリのプラス端子とマイナス端子を金属 (工具とか部品) でショートしないようにだけ注意してください。

両端子を外したら、バッテリフレームも外してください。
10mm の深穴用ソケットで外すと楽です。なければ最初だけペンチなどで緩めれば大丈夫です。

長いボルトは奥の方の車体に取り付いている部分がフックのような形状で引っかかっているだけなので無くさないように穴から抜いておくといいと思います。

この手順を写真付きで紹介してくれている記事があったので以下にの記事を参考にしてみてください。

バッテリトレイとバッテリ本体を交換する

バッテリが外れたので古いバッテリとトレイを車体から降ろします。
トレイは乗っているだけで固定はされていません。

バッテリを外す手順と逆の手順で交換後のバッテリを固定します。
この時に、バッテリトレイとバッテリフレームを D 規格に対応したものを使用します。

以下は新しい D23 のバッテリを固定したところです。
古いバッテリフレームと大きさを比較していますが全然違いますね!

D端子用のターミナルに加工する

最後に D 端子用にターミナルを加工していきます。

プラス側はボルトで固定されているだけなので外して D 端子用のターミナルと交換すれば OK です。
ただし、今回使ったメルテックの端子はボルト径がやや太くて車体の配線側の穴と合わなかったので、ステップドリルで少しだけ拡張しました。
そのまま無加工で取り付くターミナルだったら無加工でいいと思います。

マイナス側は、元々ついていたターミナルをニッパなどで切り落として被膜を少し剥いて新しいターミナルを取り付けます。

最初は短めにカシメ部と同じ長さで被膜を剥いたのですが、少し緩かったので長めに剥いてバッテリ端子の方にはみ出すくらいにしています。取り付け部の高さがあるのでこれでがっちりと締まりました。

余裕があれば太めの配線を別途買ってきて交換した方がいいかもしれません。

確認

最後に確認をしておきます。

とりあえず、アクセサリー電源をオンにして、各機器に電源が入るか確認しておきます。
バッテリのプラスとマイナスを間違えているとヒューズが飛んでいると思います。その場合はバッテリのプラスとマイナスを良く確認して繋げ直して、飛んでしまったヒューズを交換します。

あとは無事にエンジンが掛かれば完成です!
お疲れさまでした。

今回選んだバッテリの紹介

今回取り付けたバッテリは、ドイツの VARTA というメーカの Blue ランク品 (VARTA Blue Dynamic) です。
ハイブリッドやアイドリングストップするような車以外に最適な製品みたいです。

2025年末ごろに新製品に切り替わったので、これから買う人は Dynamic SLI Premium という製品ラインが同等品になります。

(シレっと性能ランクが 95 から 100 に上がっていますが、CCA や容量が同じなので中身はおそらく同じです)

定番の Panasonic CAOS バッテリも優秀なので予算に余裕があればこちらもいいと思います。私は1台は CAOS バッテリにしています。(あまり乗らない車なので)

CAOS はバッテリ上がり時のロードサービスが3年間ついているのも特徴です。

D26 も今回のトレイだと乗ると思うので、D26 なら以下がこの製品ラインの大容量版です。

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