SigmaのAPS-C用中望遠レンズの噂は56mm f/1.4になりそう!【Contemporaryライン】

Sigma さんからまた良さそうなレンズが出そうです。
以前、Contemporary ラインの中望遠レンズのスペックを予想しましたが、焦点距離とf値は予想通りになりそうです。

(2018/09/24 追記)
軒下デジカメ情報局さんに詳細なスペックが公開されました。
確定ではありませんが、十分に信頼できそうなスペックです。

(2018.11.30) 買いました!とりあえず速攻レビューしました。


噂の画像を確認!

ではまずは噂の画像を確認しましょう。

画像は全て、Sigma さんの社長 (@KazutoYamaki) も恐れる「軒下デジカメ情報局」さんから引用です。

E-M1 Mark II に装着した図。

https://www.nokishita-camera.com/2018/09/blog-post.html

めちゃくちゃコンパクトなレンズになりそうですね!

リーク画像から考えるスペック

では、リーク画像からどんなレンズになりそうか考えてみましょう。
以前予想したスペックも併記します。

項目 以前予想した仕様 リーク画像から推測した仕様
製品名 56mm F1.4 DC DN | Contemporary (実際にあるわけではありません)
対応マウント SONY Eマウント、Fujifilm Xマウント、m4/3マウント m4/3マウントは確定
EマウントとXマウントもほぼ確定
Eマウントは確定、Xマウントは不明
イメージサークル APS-C対応 m4/3以上対応
焦点距離 56mm 56mm
開放F値 f/1.4 f/1.4
最小F値 f/22 不明
フィルター径 Φ72 Φ55
絞り羽 9枚、円形絞り 不明
最短撮影距離 0.35m 0.40m
0.50m
最大撮影倍率 0.2倍 0.14倍
0.135倍 (1:7.4)
重量 500g以下 250g程度
280g
サイズ Φ85×85mm以下 Φ68×62mm程度
Φ66.5mmx59.5mm

いいところも残念なところもありそうです。
ちょっと細かく見ていきましょう。

焦点距離、開放f値

これは予想通りになりそうですね!
SONY 純正の50mmと被らず、選択肢が広がるのは嬉しいです。

50mmという焦点距離じゃなくて56mmというのが絶妙です。
APS-C のカメラで使えばフルサイズ換算84mmとポートレートレンズの王道である85mmとほぼ等しくなります。
Fujifulm の “XF56mm F1.2 R” のようにポートレートレンズとして活躍しそうです。

ご覧の通り、ポートレートレンズとしてメーカでもかなり推しています。

対応マウント

リーク画像が本物だとすれば m4/3 規格は確定です。
APS-C に対応しているかが気になるところですが、レンズに “DC” の文字が見えるので APS-C への対応もほぼ確実です。
※製品名の “DC” は “APS-C 対応レンズ” であることを表します。”DN” はミラーレス最適化設計を表す。

APS-C 機である α6300 で使いたいレンズです。

https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6300/

フィルター径

フィルター径は思ったよりも小さくなりそうです。
口径食が大きい Contemporary ラインの流れを汲むことになるかもしれません。

しかし、絞り羽が前玉に近い位置に配置できれば影響は小さいでしょう。
この辺は素人の私よりよっぽど Sigma の技術者さんたちの方が詳しいので対策してくれていると信じます。
※「XF56mm F1.2 R」の場合は、前玉群のすぐ後ろに絞り羽を配置しています。結果、このレンズは口径食も少ないです。

もっとずっと大きくても面白かったと思うのですが、小型・軽量・安価を実現する為に前玉を小さくしているように見えるので、早く作例が見たいですね。
予想はφ67mmとかなり大き目だったので、口径食次第では大きなメリットになりそうです。

最短撮影距離、最大撮影倍率

リーク画像を見て最初に思ったのが「鏡筒短いから寄れないかも!?」でした。
なので、大きさがほぼ同じの SONY 純正 SEL50F18 と同じ程度の最大撮影倍率と予想します。

単レンズの場合はレンズ位置を動かせる量から最短撮影距離が決まりますので、長ければ長いほどマクロ性能が上がります。
カメラ用のレンズの場合は複数のレンズ (レンズ群) を同時に動かしたり、動かすレンズ (レンズ群) によって単レンズよりも鏡筒が短くできる場合もあるので一概には言えませんが、基本的には動かせる幅の大きい長いレンズがマクロには有利です。
移動量を小さくしすぎるとレンズ加工がシビアになると思うので、大幅な小型化はやはり厳しいとは思っています。技術革新があることをこそっと願っています(笑)

寄れるレンズなら即決で欲しいレンズですので期待しています!
小型なのに寄れるレンズとなれば凄いですよね!

(2018/09/24 追記)
残念ながら、寄れるレンズにはなりそうにありません。
リーク情報が正しければ、最短撮影距離が50cmで最大撮影倍率は0.135倍と普通程度です。

悲しいですが、コンパクトさとピント全域での画質が優先ということでしょう。
寄りたい場合は「Sigma 70mm F2.8 DG MACRO | Art」を選択肢にした方が良いですね。

重量、サイズ

予想以上にかなり小型になっていて正直驚いています。
ポートレートに最適な焦点距離で f/1.4 の明るさがあってと、衝撃的に使いやすいレンズに仕上がっていると思います。
Contemporary ラインの理念に沿う完成度です。

このサイズ感で画質や口径食も良ければ APS-C 用の単焦点最強の超々オススメレンズに君臨しそうです。
これまでの Contemporary は歪曲補正がデジタル頼りで撮影時は結構歪んでいたので、その割合が小さいと更に嬉しいです。
フレーミング段階で補正されたらここまで写ってここから切れるなどと考える必要があるので、50mm近辺の焦点距離ということもあり楽しみにしています。

ちなみにですが「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」は自動補正前後でこれだけ違います。
ファインダーで見ると結構歪んで感じます。
この歪がもう少しで良いので小さいと撮影時が快適です。
(カメラボディが補正後の画を見せてくれればいいんですけどね)

まとめ

以上、リーク画像から推測したスペックでした。
以前予想したスペックもなかなか近かったので、Sigma さん、割引チケットとか下さい(笑)

価格も5~6万円くらいでと思っていたのが、もっと安くなりそうですね。
3万円程度なら直ぐ買いますので予約割引とか情報あれば誰か教えて下さい!

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