商品写真を撮りたいので撮影環境を作っています。
でも、仕事として他人様の商品を撮影するわけではないのでできる限り予算を抑えたいです。
そこで、色々調べてある程度まとまったので紹介していきます。
予算は、ストロボを入れて3万円以下です。
カメラメーカの純正ストロボ1台分以下でとりあえず一式揃えることができました。
テスト撮影を行いました!
撮影環境の全体像
全体像はTOP画像にもなっているような環境です。
カメラにはストロボの無線コントローラを付けて、離れた位置のストロボを制御します。
撮影台はスタンドに木の板を載せただけです。
でもこのスタンドが自由度高くて最高です♪
カメラとレンズを除いて3万円弱くらいでした。
(半分がストロボ、半分が台とかスタンドなどです)
では細かく見ていきましょう!
ストロボと無線コントローラ
既に他の記事で書いていますが、中国のGodoxというメーカのストロボを購入しました。
YONGNUOというメーカのストロボが有名だったのですが、ハイスピードシンクロが使えないのと情報の少ないストロボの方が面白そうだったのでGodoxにしました(笑)
プロのフォトグラファーさんでも使っている方はいるようなので信頼性も十分だと思います。
ストロボTT600sと無線コントローラX1T-sを合わせて12,400円 (2018/2月現在) です。
ソフトボックスとストロボ固定用ブラケット
ストロボを直射すると強い影ができてしまうので、影を調整できるようにソフトボックスを準備しました。
アンブレラや布などでも良かったのですが、アンブレラは普通の雨傘と同じようにかさばりますし、布は光を当てたくない背景などと分離しにくそうだったので、ソフトボックスとなりました。
色々なメーカが発売していますが、Amazonで最安価だったNeewerのソフトボックスとライトスタンドへの固定用ブラケットがセットになっているものにしました。
Godoxも同じセットで売っていますが、私が購入した時点ではNeewerの方が少し安かったです。
ソフトボックス有無での違いは以下の通りです。
(被写体がワセリンですみません・・・)
ライトスタンド
ストロボを固定するスタンドは、AmazonでベストセラーにもなっているNeewerのライトスタンドです。
1本で1,899円 (2018/2月現在) と安価で購入できますが、2本や3本といった複数本だともっとお得に購入できます。沢山使われる方はご検討下さい(笑)
高さも2m近くまで調整できてそれなりの造りですが全然普通に使えます。
但し、安定感がないので支柱のネジなどに重り (水筒や荷物などでも可) を付けた方が良いです。
室内でソフトボックスしか付けていないのに危うく倒しそうになりました。
背景布と背景スタンド
背景用の布は裏表が白黒になっている2m四方のものを買いました。
表面に何ヶ所か汚れ?糊?のようなものが付いていたので洗ってとれればいいなと思います。
そんなに目立つほどでは無かったので余り気にしていませんが、洗濯しても落ちなければAmazonに問い合わせてみます。
背景布を固定する為にスタンドも購入しました。
2m幅で高さも2mまで調整できるスタンドにしましたが、そんなに大きなものを撮ることはないと思うので小さいもので良かったかもしれません。
大は小を兼ねるのでなんにでも使えると思います。
造りは凄くしっかりしていてNeewerのライトスタンドよりも安定感も高く、剛性感も高いです。
ただ、横に伸ばす棒はとても薄いアルミ管で支柱に対しては頼りない感じです。
支柱の先端がネジになっていますが、ビニールテープやマスキングテープを巻けばストロボ固定用ブラケットも固定できそうでした。
背景布が不要ならライトスタンド代わりに使ってもいいですね。
撮影台
撮影台は片付けを考えて、キーボードスタンドを利用しています。
キーボードを載せられるだけあって耐荷重も50kgとかなり頑丈です。
Amazonはなぜかやたら高いので、このスタンドだけはサウンドハウスさんで購入しました。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / KST20X
KST20Xよりも安価なKST10Xという製品もありますが、送料がかかってしまい結局同じ程度になるのでより頑丈なKST20Xの方がお得です。
(KST10XならAmazonでも同じ値段で買えます)
ちなみにですが、キーボードスタンドを流用するのはstudio9さんを参考にしました。
studio9 – プロも使う!お家で簡単にできる最強のブツ撮りライティング環境を紹介します!
最後にスタンドに載せる板ですが、これは何でも良いと思います。
私は、近くのホームセンターで焼杉の板がカッコよかったのでそれを購入してきました。
テスト撮影の結果
ブツ撮りははじめてなので、どうすれば良いか手探りで行いました。
被写体はやはりワセリンです(笑)
本当は急須と湯飲みにでもしたかったのですが、適当なサイズのものが無くワセリンと湯飲み代わりのレンズです。
被写体はおいてといて、とりあえずそれっぽくは撮ることができそうです。
ストロボがあると光が安定していて色温度の調整も簡単で作業がとれも楽です。
それと要らないところに光が行かないようにできるのも大きいですね。
<ストロボ無し>
・カメラとレンズ : SONY α6300 + SONY SEL85F18
・設定 : f/8.0 1sec ISO100
<ストロボ有り>
・カメラとレンズ : SONY α6300 + SONY SEL85F18
・設定 : f/8.0 1/160sec ISO100 + ストロボ (光量1/8) + ソフトボックス
※ワセリンの右にレフ板 (代わりのストロボの外箱) を置いてエッジにハイライトを入れてます
まとめ
以上、簡易スタジオ用に購入したもののまとめでした。
意外にコストを抑えてブツ撮りの環境を整えることができました。
気になる点や購入した物品の詳細などが聞きたい場合はコメント欄か問合せフォームでご連絡下さい。
可能な限り対応します。
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