2018年1月18日(木)/ 2018年12月4日(火)/ レンズ, 写真

SONYのEマウントはミラーレス一眼のαシリーズ用に設計された比較的新しい (2010年~) ものです
NikonやCANONに比べて選択肢は多くないですが、それでも良いレンズが沢山あります
特に最近のSONY純正レンズはすごい勢いですよね
まぁお高いレンズが多いので私は手を出せませんが(笑)

そこで、比較的安価で購入できるオススメの単焦点レンズをまとめてみました

フルサイズでシステムを組むならという (妄想) 記事を書いたので良ければ併せてご確認下さい。


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SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary


SIGMAから最近発売された (2017/11/22発売開始) 広角レンズです。
広角レンズとして非常に明るいf/1.4を実現したとても面白いレンズです。

広角レンズで気になる周辺の流れも良く補正されているようです。
また、解放からSIGMAらしい切れ味の良いシャープな移りという印象です。

測定データが公開されたので光学性能を考察しました!

通常、広角レンズはボケにくいですがf/1.4ともなればさすがにボケます♪
これまででは考えられないような面白い表現の可能性もありますね。

SIGMAのレンズ全般にいえると思いますが、光学性能を追及するメーカらしく開放絞りからでも十分に解像して色収差も良く抑えられています。
(1/25追記:データ的にはf/1.6~f/2.0以上まで絞った方が良さそうです)

但し、歪曲は残っているのでカメラor現像で歪曲補正は必須になってきます。
この歪曲を完全になくさないことで小型・軽量・安価に仕上げられています。
※SIGMAのContemporaryラインのレンズは歪曲はデジタル補正前提として小型・軽量・安価を達成させています。
 歪曲以外の光学性能はSIGMAの哲学に基づいて最高品質を追及されています。

また、後述の 30mm F1.4 よりも新しいので逆光耐性が上がっている点も忘れてはいけません。
風景に太陽を入れることも躊躇せず試せそうです。

絞り:f/1.4 広角なのにボケてる不思議な世界観があります。

しかしながら、Contemporaryラインといえどもそれなりのサイズ感と重量があるので購入される場合はこの点も十分考慮して下さい。
(欲しいけど、私は持っていないので組み合わせた時の使用感は分かりません)

製品名 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
システム APS-C、Eマウント
APA-C、マイクロ4/3
焦点距離 16mm
開放F値 f/1.4
最小F値 f/16
フィルター径 Φ67
絞り羽 9枚、円形絞り
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.10倍 (1:9.9)
手振れ補正 ×
外形 Φ72.2×92.3
重量 405g
付属品 レンズキャップ (前後)
花形フード

SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary


またSIGMAからです
フルサイズ換算45mmとほぼ標準画角となるレンズで非常に使い勝手が良いです
このレンズの特徴は小型なのにf/1.4ととても明るいレンズであるということです!
Eマウントユーザなら買って損はしないと思います
暗い室内や夜景・洞窟なども手持ちで撮影できます♪

ここで気になるのがただ明るければいいのか、というとそういうわけではありません
設計が古いレンズでは、開放F値が低くても開放では解像度が低く使えなかったり色収差が目立って気になってしまうというレンズも多いです

しかし、この SIGMA 30mm F1.4 は開放絞りからでも十分に解像し、色収差も良く抑えられています
16mm F1.4 と同様に色収差などはレンズ側で高度に補正し、歪曲のみをデジタル補正します

このレンズを使っていて地味だけど非常に良いなと思ったものがあります
フォーカスリングの回転速度に応じてフォーカス移動速度が可変となっていて、微調整がやりやすいことです

(201/02/26追記) ファームウェアがVer.03に更新されMFが更に便利になりました!
Ver.02までの低速・高速の2段階でなくもっと細かく (無段階?) なりました!

Amazonのレビューなどを見ると差が大きすぎて使いにくいとの意見もありますが、普段からDMFを使っているので大まかなピントは自動で合わせて必要に応じて微調整できるので私は重宝しています
星を撮る時にMFで合わせたりしますが、f/1.4の明るさとピントピークの見やすさと合わせて最高に感動するレベルです!
普通にMFする時もそれ程違和感なく使えますが、高速で回した時の移動速度が普通のレンズくらいだともっと使いやすいだろうなとは思います

絞り:f/1.4 肉眼でも薄暗い洞窟内も手持ち撮影OK! (SS:1/125秒、ISO:640)

絞り:f/1.7 殆ど開放でとってもピント面はしっかり解像しています

絞り:f/8.0 絞っても良い写りです



一応良くない点も書いておきます

f/1.4~f/1.7は十分な解像度ではありますが、f/2.0以上のカチッとした解像とは少し違って甘めです
子供とか女性とか撮る時はちょうど良かったりするんですが(笑)

絞り:f/1.4 ピントは右手前の “TRICK OR TREAT” ですが若干甘さが残っています

また、f/2.8くらいまでは強いコントラスト下でかなりパープルフリンジが出ます
f/2.8よりも絞っても完全には消えないので高コントラストな被写体では気を付けて下さい

絞り:f/1.4 逆光部分でパープルフリンジが気になります

製品名 30mm F1.4 DC DN | Contemporary
システム APS-C、Eマウント
APA-C、マイクロ4/3
焦点距離 30mm
開放F値 f/1.4
最小F値 f/16
フィルター径 Φ52
絞り羽 9枚、円形絞り
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 0.14倍 (1:7)
手振れ補正 ×
外形 Φ64.8×73.3
重量 265g
付属品 レンズキャップ (前後)
丸形フード

SONY SEL50F18 (E 50mm F1.8 OSS)


キットレンズの望遠端と同じ焦点距離 (50mm) のレンズです
このレンズはSONYユーザの間では神レンズと呼ばれ、安価で良く写ると評判です
50mm/F1.8といえば各社が撒き餌レンズとして非常に安価で売られていることでも有名です

お値段は安いですが、50mmで絞りがf/1.8まで開けられるのでボケを活かした写真が撮れます
しかも、手振れ補正機能 (OSS : Optical Steady Shot) が付いているのでα6000やα6300のようにボディ内手振れ補正機能がない場合でもシャッタースピードを遅くすることができます
暗い場所での撮影でも気軽にシャッターを切れそうです

私はこのレンズを (欲しいけど) 持っていないので、作例やDxOのレビューを見た限りですと解放から十分に使える非常に優秀なレンズだと思います
DxO Mark の紹介記事

また、非球面レンズを使用していないので点光源の玉ボケに年輪が出にくいと思います
(非球面レンズは研磨加工が難しいので年輪が出やすい)

絞り:f/1.8 開放から解像感が高く、綺麗な画が撮れそうです


製品名 E 50mm F1.8 OSS
品番 SEL50F18
システム APS-C、Eマウント
焦点距離 50mm
開放F値 f/1.8
最小F値 f/22
フィルター径 Φ49
絞り羽 7枚、円形絞り
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 0.16倍
手振れ補正 〇 (4段相当)
外形 Φ62×62
重量 202g
付属品 レンズキャップ (前後)
丸形フード

SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary


2018.11.22に発売された新しいレンズです。
もはや小型軽量で写りも良いのに、安い!ということで Contemporary ラインのレンズを薦めるのは様式美となりつつあります(笑)

このレンズはフルサイズ換算84mmと中望遠の王道ともいえる焦点距離となります。
ポートレートに風景、ブツ撮りと持っているだけで幸せになれるレンズですね。

肝心の性能ですが、文句なく素晴らしいと云えます。
詳しくは別途レポートを作成していますので、ご確認下さい。

中央の解像度は f/1.4 であることが信じられないほど、開放から十二分に解像します。
流石に四隅は荒れますが、f/4.0 程度まで絞れば全域でシャキッとします。

スペック的には寄れないレンズですが、実物はスペック以上に寄れます。
実際の最大撮影倍率は 30mm F1.4 DC DN | C と殆ど同じ程度です。

16mm F1.4 DC DN | Contemporary と同じく逆光耐性がかなり改善しています。
太陽が画面内に居ても殆どの場面では問題ないでしょう。
但し、レンズフードを外すと簡単にゴーストが発生するのでレンズフードは付けることをおススメします。

絞り:f/1.4 非常にピントが薄いですね。最短撮影距離程度では被写体から10cmでもボケボケです。 (SS:1/100秒、ISO:1600)

絞り:f/1.4 開放からこの解像力です。これは頼もしいです。

絞り:f/1.4 懸念していた年輪ボケも目立たず、とてもキレイな玉ボケです。
※右下などにある点はセンサー面の傷です。レンズ起因の陰ではありません。

以下は場合によっては注意が必要かもしれません。

絞り:f/1.4 口径食の影響で若干のグルグルボケになります。気になる場合は f/2.0 程度まで絞って下さい。

歪曲自動補正:OFF 歪曲がかなり大きいレンズです。ファインダーを覗くととても歪みます。
※保存される JPEG や RAW は補正済み (補正後は歪みが気になりません) になります。RAW は後から補正を OFF にすることもできます。

製品名 56mm F1.4 DC DN | Contemporary
システム APS-C、Eマウント
APS-C、マイクロ4/3
焦点距離 56mm
開放F値 f/1.4
最小F値 f/16
フィルター径 Φ55
絞り羽 9枚、円形絞り
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率 0.14倍 (1:7)
手振れ補正 ×
外形 Φ66.5mmx59.5mm
重量 280g
付属品 レンズキャップ (前後)
丸形フード

※最短撮影距離はおそらく AF の場合です。MF にすると実測でも画面上でも “0.4m” が最短になります。

レンズの外観を色々な角度から撮ったのでどんなレンズか参考までにどうぞ。

SIGMA 60mm F1.4 DN | Art


SIGMAからの4本目で、私が一番好きなレンズです
低価格で高性能な光学性能を求めるとやはりSONY純正よりもサードパティ製が有利かなと思います

このレンズはフルサイズ換算90mmでポートレートやスナップにも良い焦点距離です
開放F値こそf/2.8と控えめですが、絞り開放から解像感が非常に高いです!
絞りはボケ量・被写界深度の調整の為だけにあると言っても過言ではないです!

SIGMAのミラーレス用Artレンズはこの60mmを含め19mm、30mm、60mmの3本あります
それぞれf/2.8の開放絞りとなっています
Artラインのレンズは光学性能最優先で設計されていて、絞り開放から周辺部まで素晴らしいです
絞り開放から最高性能の解像度と歪みのない画が撮れとても楽しいレンズです♪

ちなみにこの3本はそれぞれ実売1.5万円と非常に安いのも特徴です
冒頭で紹介した 16mm F1.4 /30mm F1.4 ほどの明るさは不要ということであれば、よりコンパクトで光学性能も高いこちらをおススメします

(18/04/23追記) レビュー記事を書きました!

絞り:f/2.8 絞り開放ですが、猫の毛並みまでしっかり解像しています

絞り:f/2.8 60mmでf/2.8なので十分なボケも得られます

絞り:f/5.6 絞っても解像感は変わらずに被写界深度だけが深くなっていきます



このレンズに関しては不満が全然ありません
f/1.8くらいだともっと選択肢が広がるのにとは思いますが、f/2.8に抑えることでこのお値段でこの性能が手に入るようにして頂けているので満足しています
しいて言えば、最短撮影距離が50cmとちょっと寄れないので室内では少し使いにくいくらいです

製品名 60mm F2.8 DN | Art
システム APS-C、Eマウント
APA-C、マイクロ4/3
焦点距離 60mm
開放F値 f/2.8
最小F値 f/22
フィルター径 Φ46
絞り羽 7枚、円形絞り
最短撮影距離 0.5m
最大撮影倍率 0.14倍 (1:7.2)
手振れ補正 ×
外形 Φ60.8×55.5
重量 190g
付属品 レンズキャップ (前後)
丸形フード
レンズポーチ (←これ大事です!)



SONY SEL85F18 (FE 85mm F1.8)


そして最後はSONYの85mmです!
85mmといえばポートレート用と思われがちですが、スナップにも気軽に使えるレンズです
一部のユーザからは隠れGレンズと呼ばれるほどコスパが良いです!
Amazonのレビューでも総じて写りの良さが評価されています

OpticaLimitsというサイトではべた褒めの高評価も得ています
日本語で要約してくれているデジカメInfoさんのサイトも併せてみて下さい

APS-C機 (α6000番台など) ではフルサイズ換算127.5mmと望遠領域に入っているのではじめは使いにくいかもしれません
が、被写体の一部を切り取るような写真が撮れるので段々と楽しくなってきます♪

開放から解像度が高くボケも美しいレンズでとにかく写りが素晴らしいです
金属製の筐体で作りも高級感があり、これが約5.5万円とは嬉しすぎです♪

絞り:f/1.8 開放からピント面は非常にシャープで、背景ボケも美しいです

絞り:f/4.0 少し絞ってもかなりボケます

絞り:f/8.0 絞った時の光芒がキレイすぎて、これだけでも買う価値があります(笑)



写り以外ではフォーカスホールドボタンがレンズ側面に付いています
このボタン、好きな機能を割り当てることができるんです!

私も先人に倣い瞳AFを割り当てていますが、これが非常に便利すぎます♪

α7RIIIの瞳AFの映像がとても分かりやすいので、動画で便利さを確認してみて下さい



大きな問題ではないですが、周辺の玉ボケは開放付近では口径食 (レモン型のボケになる現象) が出るので、周辺までキレイな丸ボケにしたい場合はf/2.8程度 (APS-Cの時) まで絞ると良いでしょう

それと太陽が画面内に入るような強い逆光だと結構コントラストが落ちるので、太陽とか夜に車のヘッドライトなどを画面内に入れたい方は注意して下さい
ポートレートだとふわふわな感じが逆にいいかもしれないですが(笑)

また、周辺減光はAPS-Cでは殆ど気にならないと思います

ちにみに、レンズポーチが付属しないので別途バッグやポーチを準備しておいて下さい
いいレンズだから付属して欲しかったなぁ…

製品名 FE 85mm F1.8
品番 SEL85F18
システム フルサイズ、Eマウント
焦点距離 85mm
開放F値 f/1.8
最小F値 f/22
フィルター径 Φ67
絞り羽 9枚、円形絞り
最短撮影距離 0.8m
最大撮影倍率 0.13倍
手振れ補正 ×
外形 Φ78×82
重量 371g
付属品 レンズキャップ (前後)
丸形フード



仕様一覧

各レンズの仕様を一覧にしましたので、レンズの選びの参考まで…

製品名 16mm F1.4 DC DN | Contemporary 30mm F1.4 DC DN | Contemporary E 50mm F1.8 OSS 56mm F1.4 DC DN | Contemporary 60mm F2.8 DN | Art FE 85mm F1.8
型式 SEL50F18 SEL85F18
システム APS-C、Eマウント
マイクロ4/3
APS-C、Eマウント
マイクロ4/3
APS-C、Eマウント APS-C、Eマウント
マイクロ4/3
APS-C、Eマウント
マイクロ4/3
フルサイズ、Eマウント
焦点距離 16mm 30mm 50mm 56mm 60mm 85mm
開放F値 f/1.4 f/1.4 f/1.8 f/1.4 f/2.8 f/1.8
最小F値 f/16 f/16 f/22 f/16 f/22 f/22
フィルター径 Φ67 Φ52 Φ49 Φ55 Φ46 Φ67
絞り羽 9枚、円形絞り 9枚、円形絞り 7枚、円形絞り 9枚、円形絞り 7枚、円形絞り 9枚、円形絞り
最短撮影距離 0.25m 0.30m 0.39m 0.50m 0.50m 0.80m
最大撮影倍率 0.10倍 (1:9.9) 0.14倍 (1:7) 0.16倍 0.135倍 (1:7.4) 0.14倍 (1:7.2) 0.13倍
手振れ補正 × × × × ×
外形 Φ72.2×92.3 Φ64.8×73.3 Φ62.0×62.0 Φ66.5×59.5 Φ60.8×55.5 Φ78.0×82.0
重量 405g 265g 202g 280g 190g 371g
付属品 レンズキャップ (前後)
花形フード
レンズキャップ (前後)
丸形フード
レンズキャップ (前後)
丸形フード
レンズキャップ (前後)
丸形フード
レンズキャップ (前後)
丸形フード
レンズポーチ
レンズキャップ (前後)
丸形フード
価格 43,740円
42,830円
33,534円
33,728円
27,216円
26,395円
43,740円 15,226円
16,530円
55,550円
54,950円

※2018/12/04現在のAmazon価格。取消線の価格は2018/01/19での価格。殆ど変わりませんね。



まとめ

以上、SONY Eマウント向けのオススメ単焦点レンズの紹介でした

単焦点レンズは小型で安価なだけでなく、写りも良いので是非使ってみて下さい!
ズームレンズにはない楽しさがあります♪

また、この記事を見てレンズ買ったよ!とか使ってみた感想などコメントしてくれると嬉しいです



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